平成28年度
平成28年度
親子スクール開催
新春準備
1年生技術演習
1月から怒涛のテストラッシュが続いていた1年生。それもとうとう終わりをむかえ、今は春休みまでの時間を使って技術練習に取り組んでいます。
具体的な演習内容は、4人グループの1人ずつがフィジカルアセスメント練習モデルの使用方法、吸引、導尿、陰部洗浄の技術を担当し、技術集団ごとに教員から指導を受けて練習します。その後練習の成果を教員に見てもらい合格が出れば、“専門家”として認められ、グループメンバーへ自分が勉強したことを指導することができるのです。人に教えるということは、まずは自分がしっかり理解していないとできません。この1年で38期生は様々な基礎看護技術を学んできましたが、その学びをしっかりと定着させてほしいという期待のもと演習を計画しました。
この日は、専門家と名乗れるレベルかどうかのチェックを教員から受けました。一発合格できなかった学生も、どこが不十分だったのかを振り返って再び練習に励み、その結果全員が専門家として認められ、認定証(手作り)をもらうことができました。臨床で使えるレベルになるためにはまだまだ練習が必要ですが、みんなで協力し合い学び合うことの大切さや、練習を積み重ねることの大切さを感じることができたのではないかと思います。
ついこの間入学してきたと思っていた38期生も、もう来月には2年生。今回クラスの仲間と共に頭を寄せ合って練習した経験を忘れず、2年生になっても仲間と共に学び合い、成長していって欲しいと思います。応援しています!!
M
36期生卒業式
36期生のみなさん、この3年間本当によく頑張りましたね。でも、ここからが看護師としてのスタートです。この学院で得た仲間や学びを大切に、一人一人がそれぞれの道で輝いてくれることを願っています。
のん
3年生 フィジカルアセスメント研修
2月27日(月)卒業を目の前にした3年生は、島根大学医学部附属病院クリニカルスキルアップセンターの狩野賢二センター長よりフィジカルアセスメントトレーニング研修を受けました。
狩野センター長より、「みなさんは、4月から看護師として働くと呼吸や脈拍を測定し自分で判断することになる。看護師は数を数えることだけではなく、緊急性を判断するためにフィジカルアセスメントの知識や技術が重要となります。」と話され研修が始まりました。
4グループに分かれて脈診、血圧、呼吸についての講義と、フィジカルアセスメントのシミュレーター『フィジコ』を使って演習をしました。また、心不全を設定した模擬患者さんに学生は、その主訴や経過、随伴症状などを聴取しました。
看護師がフィジカルアセスメントを行う目的は、対象患者の状態から緊急性の有無を明確に判断し、必要とされる治療や看護ケアへつなげることといえます。卒業していく3年生は、いつもと違う!という気づきを大切にしてほしいと思います。そして、フィジカルアセスメント能力が向上すれば「助かる命」ばかりでなく、「患者さんのQOLの向上」へも結びつきうることを忘れず、これからも日々努力していってほしいと願っています。
MAYUYU