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平成28年度

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親子スクール開催

2017-03-31
 3月25日(土)親子で看護学生を体験する催しがありました。当日は来年度6年生5年生になる益田市内の小学生とその保護者の15組の親子30名が看護学生の授業を体験しました。これは、看護に対する理解を深め将来の職業選択について考える一助となることを目的として開催されました。
 授業体験では、当学院の教員が講師を務め「免疫」のしくみ等についての授業を行い職員による免疫劇を披露。劇では緊張もしましたが経験の無いひと時を味わいました。
 次に看護の技術を学ぶ体験では手洗いの仕方や体温の測り方等を教わり普段のそれとの違いを感じることが出来た体験となったことと思います。そして、参加者と教員はグループに分かれ看護師さんについての疑問解決の時間を設け質問、回答に耳を傾けていました。最後に副学院長から修了証が手渡され拍手の中、笑顔で受け取り第1回目の親子スクールが閉会しました。
 今日の参加者が職業を決めるとき、この体験を思い出し益田市の医療に携わってくれることを願いました。                                   やよい
 

新春準備

2017-03-24
教室の清掃
体育館窓の洗浄
本館窓の洗浄
3月9日には卒業式が行われ3年生が学院を出立し、そして、3月18日から在学生は春休みに入り、主役不在で寂しくなった学院の今日この頃です。
学生がいなくなり静かになったかと思いきや、学年の年度末3月は巷でいうところのまさに大晦日です。去る年と来る年の様々な準備に大わらわ・・・。
先生方は旧年度の整理と新学期を迎えるための準備に大忙しです。学院もこの期間を利用して教室や廊下のワックスかけ、長いノズルを使っての窓の洗浄など大がかりな掃除をしています。また、あゆみ寮の部屋の修繕などのリフレッシュ作業も行っています。
4月に新入生を迎えるため準備万端整え、新たな年のスタートです。
新入生の皆さんには、すばらしい自然環境に恵まれたおしゃれな学舎、充実した教育環境の石見高看に一日も早く慣れて、楽しく実り多い学生生活を過ごしてくれることを祈っています。
                            momi

1年生技術演習

2017-03-16

1月から怒涛のテストラッシュが続いていた1年生。それもとうとう終わりをむかえ、今は春休みまでの時間を使って技術練習に取り組んでいます。

 具体的な演習内容は、4人グループの1人ずつがフィジカルアセスメント練習モデルの使用方法、吸引、導尿、陰部洗浄の技術を担当し、技術集団ごとに教員から指導を受けて練習します。その後練習の成果を教員に見てもらい合格が出れば、“専門家”として認められ、グループメンバーへ自分が勉強したことを指導することができるのです。人に教えるということは、まずは自分がしっかり理解していないとできません。この1年で38期生は様々な基礎看護技術を学んできましたが、その学びをしっかりと定着させてほしいという期待のもと演習を計画しました。

この日は、専門家と名乗れるレベルかどうかのチェックを教員から受けました。一発合格できなかった学生も、どこが不十分だったのかを振り返って再び練習に励み、その結果全員が専門家として認められ、認定証(手作り)をもらうことができました。臨床で使えるレベルになるためにはまだまだ練習が必要ですが、みんなで協力し合い学び合うことの大切さや、練習を積み重ねることの大切さを感じることができたのではないかと思います。

ついこの間入学してきたと思っていた38期生も、もう来月には2年生。今回クラスの仲間と共に頭を寄せ合って練習した経験を忘れず、2年生になっても仲間と共に学び合い、成長していって欲しいと思います。応援しています!!

36期生卒業式

2017-03-13
  去る3月8日、36期生の卒業証書授与式が行われました。前日からの寒さが続き、小雪がちらちら舞っていましたが、34名が晴れやかな表情で学院を巣立っていきました。 
  36期生は、私が石見高看に勤務しはじめた3年前に入学してきました。つまり、私の教員経験の中で、3年間を共に過ごした初めての学年が36期生ということになります。初めて看護を学ぶ初々しい姿や、徐々に看護師として必要な知識・技術・態度を身につけ、最高学年として後輩たちを引っ張っていく姿などいろいろな思い出が蘇ってきました。

36期生のみなさん、この3年間本当によく頑張りましたね。でも、ここからが看護師としてのスタートです。この学院で得た仲間や学びを大切に、一人一人がそれぞれの道で輝いてくれることを願っています。

                                    のん

3年生 フィジカルアセスメント研修

2017-03-06

 

 227日(月)卒業を目の前にした3年生は、島根大学医学部附属病院クリニカルスキルアップセンターの狩野賢二センター長よりフィジカルアセスメントトレーニング研修を受けました。

 狩野センター長より、「みなさんは、4月から看護師として働くと呼吸や脈拍を測定し自分で判断することになる。看護師は数を数えることだけではなく、緊急性を判断するためにフィジカルアセスメントの知識や技術が重要となります。」と話され研修が始まりました。

 4グループに分かれて脈診、血圧、呼吸についての講義と、フィジカルアセスメントのシミュレーター『フィジコ』を使って演習をしました。また、心不全を設定した模擬患者さんに学生は、その主訴や経過、随伴症状などを聴取しました。

看護師がフィジカルアセスメントを行う目的は、対象患者の状態から緊急性の有無を明確に判断し、必要とされる治療や看護ケアへつなげることといえます。卒業していく3年生は、いつもと違う!という気づきを大切にしてほしいと思います。そして、フィジカルアセスメント能力が向上すれば「助かる命」ばかりでなく、「患者さんのQOLの向上」へも結びつきうることを忘れず、これからも日々努力していってほしいと願っています。

                                                   MAYUYU

 

島根県立石見高等看護学院

イメージキャラクター

『あゆみん』

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