平成28年度
平成28年度
領域別実習開始
2017-01-20
学生たちは冬休みが明け、1月10日より始業となりました。2年生は1月16日より基礎看護学実習Ⅱが終了してから6か月ぶりに、領域別の実習が本格的に開始となりました。今までは主に机上での学習や演習でしたが、病院実習では患者様を受け持たせていただき多くの学びを得ることになると思います。久しぶりの実習ということもあって、初日は不安と緊張のなか実習を行い、学院に帰って来ても学生の表情は硬く、緊張が取れない様子でした。しかし、この一週間が経過するごとに実習から帰って来た学生の「帰りました。」と挨拶の声にも元気が感じられ、表情も笑顔が見られて充実した実習の様子が伺えました。
実習が終了すると、学院の図書館で記録物を整理したり、調べ物をしたりと遅くまで勉強をしています。学ばせていただいている者の責任として、それぞれがしっかり体調管理を行い、毎日充実した実習が送れるよう頑張ってほしいと願っています。
クンちゃん

初日遥拝登山!
2017-01-04
新年あけましておめでとうございます。
元日の早朝、今年こそはと『初日の出』を拝むべく市内の名峰“大道山”(標高420m)へ。
元日の早朝、今年こそはと『初日の出』を拝むべく市内の名峰“大道山”(標高420m)へ。
午前5時45分、暗闇の登山道には既にヘッドライトや懐中電灯の灯りの列が帯状となり、私もそれに加わり白い息を吐きながら約30分程度の道のりで山頂を目指しました。山頂では、地元自治会の方々が温かい豚汁やコーヒーで迎えてくださり、大きな焚火で暖をとりながらその瞬間を待ちます。
やがて東の空がオレンジ色に染まり、山々の稜線が見え始めるとその上に薄っすらと横にたなびく雲の向こうから、ついにその瞬間(とき)が、時刻は午前7時28分。湧き上がる数百人の老若男女たちの静かなる歓声の中、思わず手を合わせ拝み肉眼に焼き付けました。
この年齢(とし)になって、初めての『初日の出』に感動した2017年の幕開けとなりました。
................................................................事務室voice

2代目 枝垂れ梅
2016-12-26
学院敷地内には四季を感じさせてくれる花が沢山あります。大講義棟玄関横の「枝垂れ梅」はこれまで学院のブログに何回も登場し入学式、卒業式には学生と共にカメラに納まったりの人気者、青い立派な実をつけたりしたものですが、残念なことに今年の夏の暑さで頂上部が枯れてしまい少し静養させることになりました。
この初代に代わり、学院でかねてからお世話になっている益田市在住の方から枝垂れ梅の寄贈があり先般、植栽が行われました。
植栽作業では、まず根の周辺に十分な肥料を施し、植え込み後の足元にはしっかりとロープで固定する作業が行われました。これからの季節、風雪に倒れることなく又しっかりと成長させるには基礎をしっかりとさせないといけない事は、何事にも共通することだと思いました。
2代目枝垂れ梅は春には上品な香りと可憐な花を咲かせ卒業生を見送ってくれると思います。初代枝垂れ梅は、学院敷地内で静養してもらっていますが一日も早い回復をしてくれると願います。 やよい

本館北側、体育館 外壁改修工事終了!
2016-12-14
昨年度の大講義棟の外壁工事に続き、今年度は、本館北側と体育館の外壁等の改修工事が行われました。
足場が撤去された本館1階ラウンジの大きな窓からは、刈り込まれたユリノキ、ケヤキや藤棚、芝刈りが行われスッキリした中庭を久しぶりに見ることが出来、ロケーションのすばらしさを改めて認識しました。
また、改修前には気がつかなかったのですが、体育館の白壁をよーく見ると文様が施してあるのに気がつきます。 壁に装飾を施すことは古くから行われているようで、特に、大田市仁摩町の民家や土蔵の壁で良く見ることができる鏝絵(こてえ)は有名です。 これは石州左官職人が「コテ」を使い漆喰で身近な動物等を立体的に施した装飾画ですが、人々の祈りや願いが込められているそうです。
学院の建物には細かいところに職人さんの優れた技術、こだわり、美意識がさりげなく施されているのに気がつきます。 無意識では気がつかないことがたくさんありますが、感性を磨きながら過ごして行きたいと自省する日々です。
工事も無事に終わり綺麗で安全な学院となりました。 改めて関係の皆様方に心からお礼を申し上げます。 ありがとうございました。
momi

願書発送&すべらない砂
2016-12-05
先日最後の実習となる統合実習を終え、本格的に看護師国家試験の勉強をスタートさせた3年生。彼らが受ける第106回看護師国家試験は、来年2月19日(日)に実施されます。大安吉日のこの日、36期生34名分の願書を発送しました。「全員合格!!」と心の中で祈りながら、副学院長や教務主任をはじめ総勢6名で発送準備を見守り、事務のIさんが無事発送して下さいました。
そして同日、益田駅駅長の三島様より、36期生へ”すべらない砂”が手渡されました。すべらない砂とは、急勾配を運転するトロッコ列車「奥出雲おろち号」の車輪の空回りを防ぐためにまかれる砂だそうです。それを「石見国一宮 物部神社」でご祈祷していただき”すべらない”という験担ぎのお守りとして、36期生1人ひとりにいただきました。地域の方々からも温かい応援をいただき、本当にありがたいなと感じた1日でした。
国家試験の日が近づくにつれ、学生達は孤独感や不安でいっぱいになると思います。私も若かりし頃、勉強してもしても足りないような気がして、不安に押しつぶされそうでした。今、3年生はその只中にいるんだろうなと、この時期になるとその時の気持ちがフラッシュバックしてきます。
藁をもつかむ思いだろうと思いますが、当然ながら神頼みだけでは受かりません。今はなりふりかまわず最大限の努力をして欲しいと思います。国家試験まであと2ヶ月、みんな互いに助け合い、励まし合い、36期生全員で合格できることを心から祈っています。 M
