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社会人の方へ

     社会人としての経験を看護に役立ててみませんか。

他の大学・短期大学・専修学校等で修得した単位の認定

 大学・短期大学・専修学校等での学修を活かして、
              看護の道に進んでみませんか。

 当学院に入学する前の学校において修得した単位を認定することができます。
 単位認定を受けようとする方は、入学後、成績証明書等単位の修得を証する書面とシラバスを添えて、修得単位認定願(様式第3号)を学院長へ提出してください。提出された当該授業科目の教育内容が学院における教育内容と認めた場合は、学院の授業科目の履修により修得したものと認定します。
 
当学院における授業科目の履修とみなす科目は次の13単位です。

基礎分野 8単位 自然科学(1) 情報科学(1) 運動生理学(1)
社会学(1)心理学(1) 生命倫理学(1)
体育(1) 芸術(1)
専門基礎分野 5単位 生化学(1) 臨床栄養学(1) 臨床薬理学(1)
保健福祉と法規(2)

専門実践教育訓練給付金について

専門実践教育訓練給付金

 本学院は、専門実践教育訓練講座指定校です。
 入学前、雇用保険に2年以上加入していた方は、雇用保険法第60条の2に規定する『専門実践教育訓練給付金』支給される場合があります。
 
 教育訓練給付制度について詳しくは→こちら(厚生労働省ホームページ)

社会人で入学した卒業生の声

医療法人橘井堂 津和野共存病院 看護師 前田亮二 さん(平成28年度卒)

  ~社会人から看護師を志して!!30代での選択と決意~
 
 私は島根県の西部にある津和野共存病院で平成29年4月から働いています。この病院で看護師として働くことが私の目標でした。
 私が看護師を目指したきっかけは、30歳で介護福祉士の学校に通い始めたことです。その学校へ通い始めると授業の中などで、私の生まれ育った津和野町の高齢化率が全国でも上位で推移している実態を知り、医療と介護の存続が厳しい状況だと感じました。その思いから地元にある橘井堂に就職し、介護老人保健施設で介護福祉士として働き始めました。介護の仕事をするなかで介護職も人手不足でありましたが、さらに看護師不足も顕著に表れていました。そのため私は地元の医療と介護を支えたいという思いが募り看護師を目指すことを決心しました。
 私が島根県立石見高等看護学院(以下学院)への入学を志望した理由は、石見地区の地域医療支援病院である医師会病院や益田赤十字病院などの医療施設が実習の場として提供されていることでした。津和野で働きたいという思いがありましたので、石見地区の医療を実習などで体験しておきたかったことが主な理由でした。しかし、入学することに不安もありました。それは社会人枠が特にあるわけではないこと、入学した場合に30代半ばの男性がクラスに溶け込めるだろうかということでした。しかし、その不安は、学院の先生達の気遣いや学生主導の自治会によるイベントなどによって徐々に解れました。
 この学院の最大の特徴は、学生と教員との距離が近く、いつも見守ってくださっていたことだと思います。私はこの学院を選んで良かったなと入学後に感じたことを今でも覚えています。加えて、学院では国試対策にも力を入れており、学生ひとりひとりの状況を把握して指導して下さるので、心強く感じていました。
  卒業後は無事に津和野共存病院で地域包括ケアを主軸とした看護を提供する仕事に就いています。私のように人生の途中から看護師を目指さす方もいらっしゃると思います。その思いがあれば、きっと叶えられる目標と思いますので、この学院で学んでみてはいかがでしょうか。アットホームな雰囲気で親しみやすい学院ですよ。

益田地域医療センター医師会病院 寺戸 幸子 さん(平成26年度卒)

  私は大学を卒業後、6年間一般企業で働き、その後、看護師養成所で学び直し、看護師になりました。

 私が社会人から看護師になりたいと思ったきっかけは、母が急性骨髄性白血病に罹患したことでした。看護師の方は母の入院生活を身体的にも精神的にもサポートしてくださいました。そんな看護師の方の姿を見て看護師という職業に興味を持ち、自分も患者さんに寄り添える看護師になりたいと養成所に入学することを決めました。

 養成所を調べるうちに地元にある石見高等看護学院に入学したいと考えるようになり、募集要項などを取り寄せ情報を得ました。石見高等看護学院は一般入試枠の倍率が高く、合格するかの不安はありましたが、ネットで検索をし、参考書や過去問題を取り寄せ勉強しました。働きながらの受験勉強は大変でしたが、たくさんの人の支えがあって無事に合格できました。

入学してからは、同級生は年下がほとんどという状態で不安もたくさんありましたが、無事に3年間の学院生活を終えることができました。学院では、看護の基礎的な勉強のほか、学院祭や遠足など楽しい行事もたくさんありました。また、臨地実習など大変な時もありましたが、同級生や先生方に支えられ、乗り越えることができました。学院の同級生は今でもとても頼りになる大切な存在となっています。

卒業後は、益田地域医療センター医師会病院に就職し、学び多く充実した日々を送らせていただいています。分からないことや、悩むことも多くありますが、上司や先輩方にサポートしていただきながら業務を行っています。看護師として多くの知識や技術を身につけ、患者様の身体的にも精神的にも寄り添える看護を行っていきたいと考えています。

 

私は28歳から看護師養成所に入学し学び始め、看護師としてのスタートは遅くなりましたが、これまでの社会人経験がきっとどこかで役に立つことがあると思っています。命を預かる仕事のため責任も大きいですが、自分の選んだ道を信じ、成長していければと思います。


 

島根県立石見高等看護学院

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『あゆみん』

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