平成２５年５月｜島根県立石見高等看護学院（公式ホームページ）

平成２５年５月

防災訓練

5月1日、防災訓練が行われました。火災発生を知らせる防災監視盤の発報が鳴り響き、訓練が始まります。今回は寮の談話室からの火災という設定です。避難誘導係の学生の指示に従い、寮生は寮南側非常口から、通学生は各学年ごと学院正面玄関から、南側駐車場に避難しました。少々表情に真剣みの足りない学生がいたため、消防署の方から年に１回の訓練を真剣に行うことの大切さを伝えられました。

その後、消火器の訓練を行いました。学院内には45本の消火器があります。普段目にすることはあっても実際使うことは少ないものです。消防隊の方から使い方の説明を受けた後、寮生３名と寮管理人が模擬火災を消火しました。火が消えた時はみんなで拍手をしました。

防災訓練終了後、１年生は学院内の消火設備の説明も受けました。これでもしかの時にはみんなが落ち着いて行動できます。

消防署職員の方から講評を受けました

落ち着いて模擬火災を消火できました

小児看護学実習

5月の連休があっという間に過ぎました。3年生はこれからも実習です。
小児看護学実習で、こどもの日のイベントに参加させていただきました。
こどもの日に合わせて「金太郎とこいのぼり」という人形劇を学生達が考えて作りました。大部屋・個室など４つの病室で人形劇を演じました。学生は、役になりきり練習の成果を発揮し、子どもたちには大盛況でした。子ども達と楽しい時間を過ごすことができました。小児科病棟で伸び伸びと実習させていただき、実りある実習となりました。　　　　　　　　　みさえ

基礎看護実習?に向けて

5月１７日
いよいよ来月20日から2年生の基礎看護学実習がスタートします。
今日は第１回目の実習オリエンテーションがありました。
2年生みんな真剣に教員の説明に耳を傾け聞いています。
オリエンテーション後、実習担当教員より「受け持たせていただく患者さんは、
皆さんを待っておられます。健康管理を整えて休まず、患者さんの期待に応えましょうね。
自分を信じて頑張りましょう」と激励の言葉。
これから、実習に向けて看護技術の練習、技術テストなどを通して、実習に臨みます。
みんなで力を合わせて頑張ろう(^-^)！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くり(^-^)

小学生の来訪

　5月22日、真砂小学校の5・6年生7名が当学院を来訪されました。
　小学生は副学院長より看護学院について説明を受けた後、学生と一緒に看護体験をしました。体験では、当学院の3年生4名が母性看護学実習での学びを活かし、ベビー人形で赤ちゃんの沐浴・着替えや観察方法について小学生に説明しました。また、人形を用いて人間の臓器についても学びを深めました。
　最後に小学生から学生に質問がありました。小学生は真剣なまなざしで積極的に学生に質問をしており、それに対して学生も優しくわかりやすく説明し、自分が看護師を目指している思いなどを語りました。小学生の中には看護師に憧れを抱いている子もいたようです。看護学院について学んだことで、さらに身体の健康や看護への関心を高めてもらえたら嬉しいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　教員　ちょこ

公開講座

　５月２８日(火)に「災害看護は看護の原点」−人間のいのちと生活を守る−と題して、特定非営利活動法人　阪神高齢者・障害者支援ネットワーク　理事長　黒田裕子先生をお招きし、公開講座を行いました。看護の視点をどこに置くのか、看護の原点とは・・・、災害・避難所における看護師の役割とは、阪神・淡路大震災と東日本大震災後、積極的に行動されている黒田先生の貴重なお話を伺うことができました。お話を聞いている中で先生は「マニュアルは知識であり、それにそった訓練は体験である。体験は災害への最大の備えとなる。減災を図るためには・・・」と話され、ボールペン、懐中電灯、笛を常に準備し携帯しておくと良いとも話されました。真剣に耳を傾け聞いていた学生も、準備をしてくれると良いですね。

クンちゃん