Q&A
1 看護専門学校について
A1 専門学校は、大学よりも1年間修学期間が短かく、その分「看護師になるための勉強」に特化した授業が多く、実技や実習がたくさんあるのが特徴です。そのため、看護の現場を肌で感じることがメリットになります。また、大学よりも1年早く看護師として国家試験を受験する資格を得ることができ、学費も一般的に大学より安いという経済的なメリットもあります。
一方で大学は、4年という少し長い学びの機会があり、一般教養という幅広い分野も学ぶことができ、卒業すると一般大学と同様に学士という称号を得ることができます。また、カリキュラムによっては、保健師・助産師・養護教諭などの国家試験の受験資格を同時に取得することも可能です。
なお島根県には、県立の学校として3年課程の看護専門学校として「島根県立石見高等看護学院」と、看護系学部を有する「島根県立大学(看護栄養学部看護学科)」が設置されています。
2 入学試験について
3 授業料等について
A2 授業料以外に、入学時に教科書・参考書費用として約17万円(3年分)、教材費・実習費等として約23万円(3年分)の合計約40万円を一括納入いただきます。(平成31年度入学者)
この費用は、3年間分の① 教科書、参考書 ② 模擬試験、国家試験対策テスト費用 ③ 実習で着用するユニフォーム代金 ④ 教材・資料の印刷代金(月1,000円程度) ⑤ 保険料 ⑥ 国家試験受験費用(貸切バス、宿泊代を含む)など、学生が在学期間中(3年間)に等しく負担する全ての経費に相当します。
上記に含まれない費用として、出雲市での病院実習(2週間程度)の際の宿泊にホテル等を利用する場合、その代金を個別に精算している例があります。また、そのほか、学生自治会費などがあります。詳しくは、入学時の1年生保護者会でご説明します。