平成28年度
平成28年度
高看近くの宝物 その1 !

基礎看護学実習Ⅰに向けて
1年生は10月26日から6日間の基礎看護学実習Ⅰが始まります。その準備として、夏休み明け早々からオリエンテーションが始まり、この日は放課後、学生が実習室に集まってベッドメイキングやバイタルサイン練習に励んでいました。
基礎看護学実習Ⅰでは、病院や看護師の役割を知るということに加え、患者さんとのコミュニケーションやバイタルサイン測定、ベッド周りの環境整備をさせていただきます。初めての実習、初めての患者さんとの関わり、1年生にとっては全てが初めて尽くしです。実習が近づくにつれ、不安と緊張でいっぱいになることと思いますが、実習では座学では学べない貴重な学びがたくさんあると思います。テスト勉強や学院祭準備もあり、忙しい毎日を送る1年生ですが、今できる精一杯の技術を患者さんに提供できるよう、しっかりと準備をして臨み、学び豊かな実習となることを願っています。
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シミュレーター研修
8月29、30日の二日間、島根大学医学部附属病院クリニカルスキルアップセンターでシミュレーター研修を受けてきました。フィジコを使って脈拍・呼吸測定、瞳孔、心音、呼吸音、心電図の装着方法や、シナリオに基づいてフィジコを使ってデモストレーション等を行いました。狩野先生は、「学生が困りそうな場面“リアルなシナリオ”をつくり、教員は“患者役を演技する”ことが大切である。」と熱演しながらご指導してくださいました。初めてのシミュレーター研修で緊張しましたが、狩野先生の情熱的で温かなお人柄に触れながら、看護師にとってのフィジカルアセスメントの重要性を再認識できた研修となりました。
当学院にシミュレーションルームができ、医療用シミュレーターが常設設置されています。学生はこの部屋で看護技術を反復練習することができます。フィジコを使ってフィジカルアセスメント技術をみがき、自信をもって実習に臨めるようにがんばりましょう。 MAYUYU

始業の日
8月31日(水)、夏休み明けで始業しました。
1・2年生にとってはどんな夏休みだったでしょうか?旅行に行った人、懐かしい友達とたくさん遊んだ人、海や山に行って夏を満喫した人、それぞれに夏休みを有意義に過ごしたことでしょう。また、教員が愛情込めて作成した“夏休みの友”を持ち帰り、勉学にも励んでくれたのではないかと思います。
3年生はどうかというと、ほとんどの病院の就職試験は7~8月にあるので、国家試験の勉強に併せて就職試験を受けるという、気の抜けない夏休みであったと思います。進学を希望する場合は、8月に試験が行われたり9月以降であったりしますが、この場合も国家試験の勉強と平行しての勉強となり、大変な日々を送ったことと思います。しかし、始業の日の表情は、思ったよりも明るく、少しほっとしました。地元の3年生の中には、夏休み中も学校に出てきて“夏休みの友”をしたり、国家試験問題集を一生懸命している人もいました。益田の地を離れて実家に戻った3年生もコツコツと学習を積み重ねてくれたのだと思います。夏休みのこの頑張りが、きっとこれからの実習に活かされたり、国家試験合格つながると信じています。
夏休みの気分を学習モードに切り替え、また充実した学校生活が送れるよう、みんなでがんばりましょう。

夏期休暇終わりの1週間
23日(火)は、午前は教務研究会に教務会議、そして午後は8月第2回目の開催となる学院見学会がありました。高校生と社会人の方が参加下さいました。
24日(水)は第1回目となる学校関係者評価委員会を開催しました。石見高看はすでに学校自己評価には取り組み結果も公表しているところですが、学校関係者評価は、その自己評価の客観性・透明性を高めると共に評価結果を教育改善ならびに特色ある学校づくりに繋げるためのものです。評価委員には保健所、実習施設、同窓会、看護学校から5名の方にお引き受けいただき、平成27年度の年報を元に学院の教育活動及び運営について説明させていただきました。後日、その結果は公表を予定しています。
27・28日(土・日)の2日間島根県看護教員継続研修基礎編「授業研究と授業リフレクション」に1名の教員が臨みました。この研修は続きがあって、実施した授業のリフレクション研修が10月29日(土)にあります。
そして、8月28日(日)には、8月31日から夏期休暇が明けて出校する学生(1年生6名)達が「24時間テレビ愛は地球を救う」の募金活動にボランティアとして参加し、募金を呼びかけていました。学生達は学内での勉強だけでなく、このようなボランティア活動を通して、一人の人間として、これからを担う医療人として、様々なことを学びます。今年のテーマは「愛~これが私の生きる道~」、学生達自身がこのテーマを知ってか否かは不明ですが、そこにボランティアとして参加しようと申し出た時から、彼らの「愛」を感じ、そして、28日沢山の方々からの「愛」を受け取り、彼らの生き方にもまた何かしらの変化が与えられるのではないかと思います。私もまたこの1週間を振り返って、卒業生、教職員、学校関係者の皆様、在学生、家族いろいろな方の支え、「愛」があって、今ここで仕事をさせていただいていると感じました。感謝です。 教員T
