平成２６年１０月
学院キャラクター名は「あゆみん」！
今さら？という話題ですが、先月行なわれた学院祭において名前がお披露目された、当学院のキャラクター「あゆみん」。看護の道を“一歩一歩、歩んで行く”看護学生と、益田の清流（水質４年連続日本一）“高津川”を成長して登っていく元気な若鮎をイメージして名付けられました。
この「あゆみん」に決定するまでは、当然いろいろな対抗案があったわけですが、私が心密かに推していた案の一つが「高津川鮎美」というものです。
超昭和的演歌歌手のようなレトロな名前に、なぜだか妙に心が惹かれました。ＣＤ屋さんの前にりんご箱を置いてその上に乗り、誰も足を止めて聞いてくれなくても懸命に歌っているキャンペーン中の高津川鮎美の姿が目に浮かびます。惜しくも落選の憂き目を見ましたが、“頑張れ！高津川鮎美！”という気持ちは残っています。そのくらいリアリティのある名前でしたから…。残念です。
…ということで、もしも高津川鮎美に決まっていたら歌わせようと考えた歌詞を発表してみたいと思います。題して「看護の若鮎」！
♪看護の若鮎 作詞）教員ねこまっしぐら 唄）高津川鮎美
１．看護の川の流れには
岩をも砕く厳しさが
あると聞いてもやってきた
誰かの助けになるのなら
上ってゆきます激流を
うろこ光ればこころも光る
学ぶ若鮎 高津川
２．眠気に負けた夜もある
食い気に負けた夜もある
だけど明日も実習へ
誰かが待っているかぎり
上ってゆきます階段を
行動計画立てなきゃ寝れぬ
学ぶ若鮎 高津川
３．看護の川の河口には
広くて深い海がある
知恵とやさしさたずさえた
誰かの面影うつしてる
そこまでゆきますいつの日か
その人の名はナイチンゲール
学ぶ若鮎 高津川
以上、高津川鮎美の幻の名曲でした！
教員 ねこまっしぐら
学院の秋
秋は風の季節と言われます。昨年卒業生から頂いたキバナコスモスが、今年も学院玄関の花ミズキのもとで花を咲かせました。風に添うように細い茎を揺らしながら、そろそろ花の時期を終えようとしています。
10月には珍しい台風（19号）が日本列島を駆け抜けた後、北から冷気が入り、肌に感じる風や木々の紅葉に秋の深まりを感じます。
石見高看には花ミズキを始めたくさんの木々が植栽されています。緑豊かな環境は心理的に落ち着きを与えると言われます。学生達の学習環境を整える上から、設備面だけでなくこのような植栽についても、安全面も含めて定期的に消毒や剪定が行われています。それらの木々を数えてみると常緑樹・落葉樹あわせて17種類くらいのものが植えられていました。この秋には実を結ぶ木もあり、その代表が花ミズキやコブシ（辛夷）です。コブシは大講義棟の周囲に植えられており、早春に他の木々が芽吹く前に、葉に先立って白い花を付けます。コブシという和名は袋果が握り拳の形に似ていることから名づけられたそうです。学院のコブシは、今その袋果が裂開し赤い果実が顔をのぞかせています。また、一方で次の年の芽吹きの用意をしている冬芽も発見しました。近くの電線には、ムクドリがコブシや花ミズキの結実を知ってか群で飛来しています。これらの木々は、学生や職員に安らぎや癒しを与えるだけでなく、自然界の野鳥たちにもまた大きないのちの恵みを与えているようです。
教員 T
基礎看護学実習?オリエンテーション
学院では、10月22日から1年生対象の基礎看護学実習?がはじまります。1年生にとっては、初めての臨地実習となります。病院の役割・機能を理解し、看護師の役割とは、看護師としての態度・姿勢など学びます。実習まで段階を追ってオリエンテーションを受け、10月17日、実習病院近くの旧校舎で最後のオリエンテーションがありました。緊張した表情の学生は、真剣に教員の話に耳を傾けメモを取っています。不安も一杯だと思いますが、いろいろ見学し体験したことが、次へのステップになるように学びを深めて欲しいと思います。
クンちゃん
かわいい運動会
いつもの体育の授業や放課後仲間同士でバレーやバスケ、バドミントンでイイ汗流す学生たちの声から今日ばかりは、アリーナ内に張られた万国旗の下、かわいいちびっ子たちの声とパパママ、おじいちゃん、おばあちゃんの歓声が響きました。
………………………………………………………………事務室voice
初めての病院実習にむけて
さわやかな秋晴れが続きます。これからしばらくはスポーツや読書、食欲の秋を楽しみたいですね。
さて、１０月は基礎看護学実習?があります。学院に入学して半年経ったこの時期に、１年生は初めての病院実習に行きます。オリエンテーションを何回かに分けて行い、基礎的なマナーや看護技術をしっかりと身につけ、実習を迎えられるように準備をしています。今日はその２回目ということで、実習の目的や日程等の詳しい説明を行いました。真剣にメモを取りながら聞いている姿が印象的でした。
学生は初めての病院実習できっと緊張していると思います。だけど、実際に患者さんとかかわらせていただく中で、感じたことや考えたことはこれからの学びにとってきっと役立つことでしょう。学生が充実した実習だったと感じることができるよう、教員としてしっかりサポートしていきたいと思います。
K.I
