平成26年度卒業生

   
益田赤十字病院 野村直緒さん(島根県立益田翔陽高校出身)
 私は平成27年3月に島根県立石見高等看護学院を卒業し、現在、益田赤十字病院に勤務しています。学生生活を振り返ってみると、1年目は初めてのことばかりで緊張の連続でした。2年目は講義だけでなく実習も始まり、看護の現場がどんなものなのか想像を膨らましながらも、各論実習が始まると現実の厳しさを実感する日々、3年目は実習や国家試験の勉強に大忙しと中身の濃い3年間でした。
さて、これから進学する皆さんは、授業がどんなものなのか心配だと思いますが、益田日赤や医師会病院の医師・看護師、大学の先生など、様々な領域の方が講師として見えられ、授業が行われます。1年生の時は基礎を学ぶということで、解剖生理学など覚えることも多く、大変だと感じることもあると思います。しかし、そうした人体の構造と機能など専門基礎分野がとても大切なのだと、看護の現場に出てみると痛感します。また、勉強についていけるか心配と感じる方がおられるかもしれませんが、1年生はみんな同じスタートラインに立っています。同じように勉強が苦しいと感じたり、実習で自分に自信がなくなったり……。私もそうでしたが、そんな時は、周囲の友達に話を聞いてもらってリフレッシュしたり、一緒に解決策を考えてもらったりしました。そうすることで、少しずつではありますがクラスメイト共に自分自身も成長できたのではないかと思います。
3年次には、学院生活の集大成ともいえる看護師国家試験があります。2年生の後半から3年生の11月頃まで実習が続き、私が本格的に国試の勉強に臨んだのは、夏休み中と実習が終わってからでした。しかし、実習中に勉強していたことが国試の内容とつながっていることも多く、実習自体も国試の勉強となっていました。3年次の講義が終わると、国試に向けて、毎日学院での勉強になりました。それぞれが教室や図書室、情報演習室など自分の集中できる場所で、環境を整え勉強しました。学院は学生が勉強できるように、夏休み中や土曜日も施設を開放し、勉強しやすい環境を整えてくれました。私はよく情報演習室で、分からないことをその都度調べたり、教科書の文字だけでは理解が難しい部分を画像検索して、イメージを自分の中でハッキリさせて勉強しました。
また、担任の先生からは、力試しとして毎朝問題が配布され、それに取り組み解答する時間がありました。私は、それによってとても力がついたと感じています。問題自体は少なくても、一つ一つの選択肢が何故間違っているのか、何故正しいのか、それ等を考えるために再度勉強することで、確かな知識になったと考えるからです。皆さんが石見高看に進学され、国試に臨まれる時も、様々な支えが待っていると思います。
また、自己紹介でもお話ししましたが、私は益田赤十字病院に勤めています。学院では県内の様々な病院の方が来られ、病院紹介や看護師と軽食を食べながらの交流会などがあります。進路を考えるうえで、役立つ機会になると思います。私は益田の出身で、進路決定においては、実習が決め手になりました。病院の特徴や病棟の雰囲気は実習でわかりますし、自分がどんなことをしたいのか夢も膨らんできました。実習をしていくと、そんな未来の自分を想像すると思います。看護師として働く自分を少しずつイメージしながら、色々なことに興味を持って、しっかり勉強して、進路を決定していただきたいと思います。
そして、もしよろしければ、看護師を目指す皆さん、私と一緒に益田赤十字病院で働きましょう。
 
益田地域医療センター医師会病院 田中丸美さん(明誠高校出身)
 私が、島根県立石見高等看護学院に進学を決めたのは、高校生の時でした。地元で働きたいという思いが強く、高校では福祉科で学んだこともあり、看護師という職業に興味を持つようになりました。石見高等看護学院は、益田市内にある唯一の看護学校であり、今日のようなオープンキャンパスに参加し、学院の生活や雰囲気がとても好きになり、進学しようと決めました。
石見高等看護学院での3年間はあっという間でした。勉強は、初めてのことばかりで、戸惑いを感じることもありました。しかし、人間の体の仕組みがわかると、これまで気にならなかった、自分の体に起こることに関心を持つようになり、学び、知識が増え、視野が広がっていくことに喜びも感じるようになりました。
学院生活での勉強は大変でしたが、授業にはたくさんの講師の方がみえられ、実際の医療現場のお話や時には実験もあり、楽しくとても分かりやすいものでした。地域の方々とのつながりも強く、学院祭では、地域の方に来院いただき、ゲームや喫茶などの模擬店を通して交流し、楽しい時間を過ごすことができました。
臨地実習はとても緊張しましたが、患者さんから笑顔で「ありがとう」と言われた時は、とても嬉しかったことを今でも覚えています。指導を頂く看護師さんは、憧れの存在で、一緒に援助にあたるとその経験知のすごさに驚きを感じていました。指導者さんは、とても丁寧に分かりやすく教えて下さるので勉強になりました。
そして、今でも忘れられないのが、なんといっても看護師国家試験の受験です。勉強はとても大変でした。でも、同じ境遇にいる仲間の存在が大きな力になり、支えあいながら乗り越えました。また、学院の先生にも、わからないことを教えていただいたり、気にかけて声をかけていただいたり等、たくさん支えていただきました。学院の先生は、皆さん優しくて、面白い先生です。学生のことを第一に考えてくださるので、相談に対してもたくさん話を聞いて、応えて頂けました。
 学内では先輩・後輩の仲も良く、新入生歓迎会や学院祭、3年生の激励会や予餞会などがあり、笑いあり涙ありの時間を過ごす中で、親睦を深めました。国家試験前に激励会で、後輩の皆さんから頂いた応援メッセージはとても心強く、忘れられない思い出です。
卒業後の進路は看護師だけでなく、保健師や助産師を目指して進学したクラスメイトもいました。学院では、チューター制度を取り入れており、3年間を通して、担当の先生が進路や勉強について相談に乗って下さいます。私もチューターの先生への信頼は厚く、たくさんのことを相談しました。とても安心したことを覚えていますし、時には悩みだけでなく、笑い話をしたこともありました。チューター制度は学院生活を送る中で、心の支えとなるものです。
今は卒業して実際に現場で働いて約4ヶ月が経ちますが、石見高等看護学院で学んだことは、とても役に立っています。時に、学院に顔を出して、先生とお話をしてリフレッシュしたりすることもあります。ぜひ、地元で働きたいと思っておられる方は、石見高等看護学院で学んで、楽しく、実りある学生生活を送っていただきたいと思います。地元が益田の方は、一緒に働ける日が来ることを、楽しみにしています。

島根県立石見高等看護学院

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  『あゆみん』

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