教職員ブログ
令和5年度
現場で働く看護師さんとの交流会がありました
3月15日(金)に県内の病院で働く看護師さんとの交流会があり、20の病院から看護師さんが参加されました。看護師さんの中には当学院の卒業生も多く、立派になった姿を見ることができました。
最初に看護師さんから、勤務されている病院のPRがありました。5分ずつという短い時間ですが、それぞれの病院の魅力がしっかり伝わってきました。その後は2年生だけ残り、グループに分かれ看護師さんとの交流タイムです。2年生からは「学生のうちにやっておいた方が良いことは何ですか」「就職して困ったことは何ですか」「国家試験対策は、いつ頃からどんなことをしたら良いですか」などの質問が出て、看護師さんから丁寧に答えて頂きました。
2年生は1月から本格的に臨地実習が始まっています。どんな看護師になりたいのか、どんなところで働きたいのか、迷いながら実習を行っている人もいるかもしれません。対象者との関わりに悩む事も多いことでしょう。そんな学生のみなさんにとって、今日の交流会は前向きに歩むことにきっとつながったと思います。
みんなの母
がんばれ45期生
当校では専門科目の授業に「シミュレーション教育」の技法を積極的にとりいれております。シミュレーション教育とは、実際の臨床場面をリアルに再現した状況で、学習者がその経験を振り返り、ディスカッションを通して専門的な知識・技術・態度の統合を図ることを目指す教育です。写真は臨床判断演習Ⅰのシミュレーション演習「気づく」「起きている事象の理由についての予測」の授業の様子です。この演習を行うにあたって各自で事前学習をしっかり行い、患者さんに何が起きているのか気づき、予測する練習を行いました。患者役は2年生が一肌脱いでくれました。先輩の協力も得て45期生は今まで修得した知識をフルパワーで活用してがんばっていました。
「膠原病と共に暮らす患者の看護」の授業について
激励会
令和5年が終わります
今日は12月28日(木)、仕事納めの日です。
学生たちが冬休みに入り、学院は静かな年末を迎えていますが、3年生は朝から教室や図書室を活用し、国家試験に向けて休まず学習に取り組んでいます。国家試験まで2か月余り、悔いのないように充実した冬休みを過ごしてほしいです。
令和5年当初は、まだまだ新型コロナウイルス感染が予断を許さない状況で、制限の多い生活でした。そんな中、3月には42期生の国家試験全員合格という嬉しいニュースがあり、5月には新型コロナの感染症分類が5類へと移行されました。社会全体を見るとこれまでの日常を取り戻しつつありますが、学院生活は完全にコロナ禍以前に戻すことは難しい状況でした。学院祭も外部公開せず学生と教職員のみでの開催となりましたが、学生たちが工夫を凝らし、楽しい思い出を作ることができました。
新年を迎えると1月から新カリキュラムの領域別実習が始まり、病院だけでなく、地域の施設に学生が出向き実習させて頂きます。そして、2月上旬には43期生の国家試験が待っています。令和6年度も変わらず全力で学生をサポートできるように教職員一丸となって頑張ります。
皆さま、今年度も石見高等看護学院のHPをご覧いただきありがとうございました。
良いお年をお迎えください。