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教職員ブログ

 こちらは島根県立石見高等看護学院・教職員のブログです



 
学校行事や、日々の学院生活の中で感じたことなどを不定期に更新しています。
                
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令和5年度

現場で働く看護師さんとの交流会がありました

2024-03-19

 3月15日(金)に県内の病院で働く看護師さんとの交流会があり、20の病院から看護師さんが参加されました。看護師さんの中には当学院の卒業生も多く、立派になった姿を見ることができました。

最初に看護師さんから、勤務されている病院のPRがありました。5分ずつという短い時間ですが、それぞれの病院の魅力がしっかり伝わってきました。その後は2年生だけ残り、グループに分かれ看護師さんとの交流タイムです。2年生からは「学生のうちにやっておいた方が良いことは何ですか」「就職して困ったことは何ですか」「国家試験対策は、いつ頃からどんなことをしたら良いですか」などの質問が出て、看護師さんから丁寧に答えて頂きました。

2年生は1月から本格的に臨地実習が始まっています。どんな看護師になりたいのか、どんなところで働きたいのか、迷いながら実習を行っている人もいるかもしれません。対象者との関わりに悩む事も多いことでしょう。そんな学生のみなさんにとって、今日の交流会は前向きに歩むことにきっとつながったと思います。

                                                                          みんなの母

がんばれ45期生

2024-02-13

当校では専門科目の授業に「シミュレーション教育」の技法を積極的にとりいれております。シミュレーション教育とは、実際の臨床場面をリアルに再現した状況で、学習者がその経験を振り返り、ディスカッションを通して専門的な知識・技術・態度の統合を図ることを目指す教育です。写真は臨床判断演習Ⅰのシミュレーション演習「気づく」「起きている事象の理由についての予測」の授業の様子です。この演習を行うにあたって各自で事前学習をしっかり行い、患者さんに何が起きているのか気づき、予測する練習を行いました。患者役は2年生が一肌脱いでくれました。先輩の協力も得て45期生は今まで修得した知識をフルパワーで活用してがんばっていました。

「膠原病と共に暮らす患者の看護」の授業について

2024-01-30
 今日は1年生の話題を1つお届けします。
 1年生は「成人看護援助論Ⅰ(疾患と共に暮らす患者への看護)」という科目の中で、疾患を持ちながら日常生活を送られている患者さんに対する看護について学ぶのですが、その疾患の1つに膠原病(こうげんびょう)を設定しています。膠原病は自己免疫疾患で、普段は自分の体を外敵から守ってくれるはずの免疫が、自分の体を敵だと認識して攻撃してしまい、それが身体のいろいろなところで起こっている状態です。そのような状態に陥る疾患を総称して膠原病といいます。全身性エリテマトーデスや関節リウマチ、ベーチェット病や全身性強皮症などがこの膠原病に分類されます。原因は解明されておらず、治療法も確立されていないため、一度発症したら医師や看護師などと協働して症状をコントロールしながら、「上手に病気とともに生きていく」ことが大切になります。

 少し難しい話になってしまいました・・・。膠原病は若い女性の発症率が高く、就職や結婚、妊娠・出産、子育てといった人生の転機を膠原病と共に迎えられる方もおられます。看護学生は20歳前後の女性が多いこともあり、看護学生として看護を学ぶと同時に、1人の若い女性としても様々な思いでこの授業を受けているようです。

 1月22日にこの授業の一環として、実際に膠原病と共に生活をされている板倉恵さんをお迎えし、板倉さんが膠原病とどのように向き合って生活しておられるのかをご講話いただきました。板倉さんが全身性エリテマトーデスを発症された時の思いや、薬の副作用との闘い、全身性エリテマトーデスを抱えての出産や育児についてなど、様々な体験を語ってくださいました。病気に対する思いは人それぞれだけど、その思いを受け止めて寄り添える看護師になって欲しいという板倉さんの学生への期待が伝わる内容でした。

 学生たちは実際の体験談を聞くことで、看護師として患者さんに寄り添う姿勢の重要性を再認識し、膠原病についても理解が深まったということが講話後のアンケートから伝わってきました。この貴重な経験で得た思いを糧にして、引き続きたくさんのことを学んでほしいと思います。
KH

激励会

2024-01-12
 明けましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、1月9日に学生自治会主催で第113会看護師国家試験に向けて頑張っている3年生を激励する会が行われ、教職員より合格祈願のお守りと、1・2年生からは激励のお菓子と鉛筆が手渡されました。
 またこの会にあわせてJR益田駅の山岡駅長さんが3年生の激励に来て下さり、”福と光を招く!滑らない!”といわれ縁起の良い福光石の入った「合格入場券」をいただきました。
 
 国家試験まで1ヶ月を切りました。3年生は少しでも時間が空くと集中してテキストに向かい、「頑張ろう!できる!」と仲間と励まし合って頑張っています。体調を崩さずに、最後のラストスパートをかけてほしいと思います。教職員一同応援しています。

令和5年が終わります

2023-12-28

今日は12月28日(木)、仕事納めの日です。

学生たちが冬休みに入り、学院は静かな年末を迎えていますが、3年生は朝から教室や図書室を活用し、国家試験に向けて休まず学習に取り組んでいます。国家試験まで2か月余り、悔いのないように充実した冬休みを過ごしてほしいです。

 

令和5年当初は、まだまだ新型コロナウイルス感染が予断を許さない状況で、制限の多い生活でした。そんな中、3月には42期生の国家試験全員合格という嬉しいニュースがあり、5月には新型コロナの感染症分類が5類へと移行されました。社会全体を見るとこれまでの日常を取り戻しつつありますが、学院生活は完全にコロナ禍以前に戻すことは難しい状況でした。学院祭も外部公開せず学生と教職員のみでの開催となりましたが、学生たちが工夫を凝らし、楽しい思い出を作ることができました。

新年を迎えると1月から新カリキュラムの領域別実習が始まり、病院だけでなく、地域の施設に学生が出向き実習させて頂きます。そして、2月上旬には43期生の国家試験が待っています。令和6年度も変わらず全力で学生をサポートできるように教職員一丸となって頑張ります。

 

皆さま、今年度も石見高等看護学院のHPをご覧いただきありがとうございました。

良いお年をお迎えください。


のん

島根県立石見高等看護学院

イメージキャラクター

『あゆみん』

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